日本社会心理学会 2014年度第58回公開シンポジウム
「カルト問題とマインド・コンロール論再考-今なお幻想の彼方へ惹かれる若者たち」

会期 2014年11月22日(土) 午後1時30分~4時30分
どなたでもお越しいただけます(予約不要・入場無料)。
お問い合わせは socialsympo(at)ferris.ac.jp まで。
会場 フェリス女学院大学緑園キャンパス キダーホール
(横浜駅より相鉄線 最寄り駅:「緑園都市」駅下車 徒歩5分)
話題提供者
  • 西田公昭氏(立正大学)
    「一般にも社会心理学者にも知って欲しいカルトとマインド・コントロールの知識」
  • 太刀掛俊之氏(岡山大学)
    「大学におけるカルト問題と予防教育の実践」
  • 紀藤正樹氏(リンク総合法律事務所)
    「『マインド・コントロール』と『カルト』問題-免疫力のある社会に向けて-」
指定討論者 安藤清志氏(東洋大学)
司会 渡辺浪二(フェリス女学院大学)
開催趣旨

地下鉄サリン事件からすでに20年近い年月が経過し、カルト問題は終息し、過去の物語であるかのように感じられるかもしれません。しかし、それは誤りです。大学に入学する学生はサリン事件以後に誕生した時代になり、かつての事件は忘れ去られ、あろうことか今日においても、カルトという幻想の彼方に迷い込む若者がいるのです。メディアによって、オウム真理教の事件に関わった関係者の裁判が現実に進行していながら、この現実です。このような出来事に戸惑いと不安を感じますが、他にもオウム真理教や巨大なカルト集団のみならず、小規模な問題あるカルト的集団の世相を騒がす出来事は後を絶ちません。

このような現代において、カルト問題とその解明に寄与してきたマインド・コントロール論を、改めて考えてみることは意味があるものと思います。カルト集団も変容してきていますが、一方のマインド・コントロール論も当初の概念からさらなる発展を遂げてきました。
今回のシンポジウムは、社会心理学会と日本脱カルト協会の共催という初の試みです。その狙いは、学術的、理論的な枠組みにとらわれることなく、すぐれて社会的事象である問題への関心を高め、その対策まで積極的に迫ることにあります。もちろん、学術的なマインド・コントロール論の発展と精緻化にも関心は向けられます。

話題提供者より一言 会報第202号参照
共催 日本脱カルト協会