開催概要

ご挨拶

 日本社会心理学会第65回大会は,8月31日(土)と9月1日(日)の2日間で日本大学文理学部(東京都世田谷区)にて開催することとなりました。日本大学文理学部は,最近では2019年度に日本教育心理学会第61回総会,2022年度には日本心理学会第86回大会を開催しましたので,ご案内の会員のみなさんも多いと思います。また,ずいぶん以前になりますが,1987年度には本学会第28回大会を開催しました。懐かしいと思われる方もいらっしゃると思います。文理学部キャンパスは新宿や渋谷から電車で10分ほど,駅から徒歩10分ほどです。ときどき特急電車に乗られて戻ってこられる方がいらっしゃいますので,ご注意ください。また,日本大学の16の学部は関東一円にそれぞれのキャンパスを持っています。地図アプリ等をご利用のさいは,「日本大学文理学部」または「文理学部」で検索されるようお願いします。

 第65回大会は,オンサイト対面開催として準備を進めています。上智大学での第64回大会は,新型コロナウイルス感染症の5類への移行が不確かななかでのご準備となり,対面形式とオンライン形式を併用したハイブリッドで開催されました。それぞれの形式のメリットを生かし,それらが融合したすばらしい大会でした。新型コロナウイルス感染症は昨年5月に5類に移行しましたが,第65回大会もダイバーシティという観点からもこれを継続していきたいところです。しかしその一方で,インタラクションという観点からオンサイトの比重を高めていくにあたり,ダイバーシティに係るコストとインタラクションに係るコストの兼ね合いが難しくなってきています。第65回大会は,コロナ禍以前がそうであったように,感染症の不安がないなかでの会員相互のオンサイト・インタラクションに踏み切りたいと思います。

 第65回大会の運営にあたっては,試験的にプロフェッショナル・コングレス・オーガナイザー(PCO)を導入する予定です。冒頭の日本教育心理学会と日本心理学会の両大会でも利用しましたが,本学会の規模や作法に合わないかもしれません。大会に参加された会員のみなさんの忌憚のないご意見を頂戴したいと思います。PCOがうまく機能するということになれば,主催校の負担を軽減できますので,本学会が今後も主催校方式を維持しやすくなるものと思います。

 日本大学文理学部で会員のみなさんとリアルにお会いできますよう,そして本大会がみなさんの有意義なインタラクションの機会となりますよう,心待ちにしています。

日本社会心理学会第65回大会準備委員会
委員長 岡 隆(日本大学文理学部心理学科)

大会情報

日程

2024年8月31日(土)・9月1日(日)

開催地

日本大学文理学部(東京都世田谷区桜上水3丁目25番40号)

主催校

日本大学

大会準備委員会

委員長

岡 隆

事務局長

坂本 真士

委員

木村 敦
堀川 佑惟
宮下 達哉
山本 真菜

協力

ロゴデザイン

宮本 佳子(追手門学院大学)