「大学院生・若手研究者海外学会発表支援制度規程」に基づく2024年度申請募集の開始

 2024年4月1日~2025年3月31日(規程にある「当該年度」)に開催される海外学会の発表を考えておられる大学院生、若手研究者の皆さんを対象に、海外学会発表支援制度への申請を募集します。

応募資格

大学院生の選考枠と若手研究者の選考枠とがあります。それぞれの応募資格は、次の通りです。ただし、いずれの選考枠においても、当該年度の日本学術振興会特別研究員に採用が内定している方(継続採用者を含む)は応募資格がありません。

1.大学院生選考枠
次の全ての要件を満たす者とします。
(1)当該年度の 4 月 1 日時点で大学院の課程に在籍している者。
(2)募集年度及び当該年度の本学会会費を納めている者。
(3)過去にこの制度(大学院生選考枠)または 2004 年制定の大学院生海外学会発表支援制度に基づく支援を受けたことがない者。

2.若手研究者選考枠
次の全ての要件を満たす者とします。
(1)募集年度の応募時点で、(課程)博士号を授与されてから 5 年以内の者あるいは 博士課程において所定の単位を修得して退学してから 5 年以内の者で、自らの研究費によって旅費等を支出することが困難な者。
(2)募集年度および当該年度の本会会費を納めている者。
(3)過去にこの制度の若手研究者選考枠で支援を受けたことがない者。

支援対象

 i)渡航して研究発表した際の旅費(航空運賃および宿泊費)
 ii)参加した学会の参加費
 iii)発表ポスターの英文校閲、口頭発表原稿の英文校閲と発表指導料(ただし、英文翻訳は認められません)。
  ii)およびiii)については、渡航の有無にかかわらず支援の対象となります。

支援額

  1. 支援対象者に対する支援金額の上限は10万円とします。ただし、アジア以外の地域で開催される学会に現地で参加した場合の上限は、15万円です。
  2. 支援対象者は、発表を申請した学会の参加を証明する書類、領収証(航空券、参加費、校閲費等)を添付した申請書を事務局に申告することで支援金を受け取ることができます。その際、当該の学会発表において他の資金から支援を受けているかどうかを併せて報告してください。原則として他の資金から得る支援と同一の費目に本支援金を使用することはできません。

使途の申請

支援対象に選ばれた方は、学会発表後に所定用紙を用いて、支援希望内容を申告し、学会参加を示す書類、申請する費目の領収証とともに学会事務局に提出してください。応募時に申請する必要はありません。

注意事項

昨年度の支援対象の変更に伴い、支援金の使途について支援対象者の皆様から多くの質問がございました。それに基づき、本年度は使途についての注意事項を作成いたしました。添付ファイル「使途についての注意事項」をご一読いただき、支援対象や支援の範囲についてご確認の上、ご応募くださるようお願いいたします。

 応募締め切りは2024年7月31日のメール受信時刻23:59です。

 「応募用紙」を以下からダウンロードし、必要事項を記入の上、社会心理学会事務局宛<jssp-post●as.bunken.co.jp ●は@に置き換えてください>に、お送りください。メールの「件名」には必ず「氏名:海外発表支援応募」とお書き添えください。受領のメールを3日以内に返信しますが、それが届かない場合には上記アドレスまでお問い合わせください。

 募集人員は、大学院生、若手研究者、それぞれ5名程度です。選考結果は、2024年10月中旬に公表する予定です。ご不明な点は、社会心理学会事務局<jssp-post●as.bunken.co.jp ●は@に置き換えてください>までご連絡ください。

提出書類のダウンロード