2020年刊行書籍
北岡 明佳 (著) | 現代がわかる心理学 | 丸善出版 |
心理学の全貌が見渡せるよう心理学の各領域を網羅的に解説。「心理学は面白い」をモットーに初学者が楽しく学べる内容構成。 |
田中ひかる(著) | 月経と犯罪 : “生理”はどう語られてきたか | 平凡社 |
「女性は月経があるから犯罪を犯しやすい」と信じられてきたのはなぜか。“日本の月経の第一人者”の著者がその背景に迫る。 |
村上幸史(著) | 幸運と不運の心理学:運はどのように捉えられているのか? | ちとせプレス |
「運を心理学から解き明かす。日常生活の中から,さまざまな記事やノンフィクションにおける運の描かれ方を分析し,その実態に迫る。 |
唐沢かおり(編) | 社会的認知:現状と展望 | ナカニシヤ出版 |
社会を描く心の特性に関する緻密な理解と,その特性が社会の中での多様な相互作用,社会そのもののあり方とどう関わるのかを明らかにし,社会的認知領域の見取り図と今後の展開のための手掛かりの提示を試みる。 |
櫻井茂男(著) | 思いやりの力:共感と心の健康 | 新曜社 |
思いやる心はどう育つのか、思いやりのない人とどうつきあえばいいのか。心理学の成果をわかりやすく解説。 |
田島司(著) | 自分というジレンマ:批判・反抗・反問する私たちの射影 | ナカニシヤ出版 |
主体性、一貫性、仲間。自分を大事にすると現れる3つのジレンマを乗り越え,社会と自己をどう統合するか論じた社会心理学の理論書 |
原田謙(著) | 「幸福な老い」と世代間関係: 職場と地域におけるエイジズム調査分析 | 勁草書房 |
心理・社会調査データから「年齢にもとづく偏見・差別」の要因を分析。職場と地域における世代間関係と今後の社会のあり方を再考。 |
ランガム, R.(著) | 善と悪のパラドックス ヒトの進化と〈自己家畜化〉の歴史 | NTT出版 |
最も温厚で最も残忍な種=ホモ・サピエンス。協力的で思いやりがありながら、同時に残忍で攻撃的な人間の特性は、いかにして育まれたのか? |
日本心理学会(監修)米田英嗣・和田裕一(編) | 消費者の心理をさぐる:人間の認知から考えるマーケティング | 誠信書房 |
消費者の心をくすぐる陳列棚のレイアウト、広告のコピー文、サウンドロゴ、TVコマーシャルやバナー広告、「観たい」と思わせる映画の作り方などを、心理学を駆使したさまざまなマーケティングの見地より解説。 |
リード、E. S.(著) | 魂(ソウル)から心(マインド)へ 心理学の誕生 | 講談社 |
「魂」の概念に代わる「心」の概念の登場、自然化への方向を探る「アンダーグラウンド心理学」の水脈など、複雑に入り組んだ流れを整理、これまで見えなかった心理学史の新しい像を描き出す。 |
尾崎由佳(著) | 自制心の足りないあなたへ:セルフコントロールの心理学 | ちとせプレス |
「衝動買い」「食べすぎ・飲みすぎ」「怠けぐせ」「先延ばし」――多くの人が悩みを抱える誘惑との葛藤。セルフコントロール(自制)の仕組みと自制心不足を解消する手がかりを,科学的な研究成果からわかりやすく解説します。 |
小野寺孝義・大藤弘典(著) | jamoviで学ぶ心理統計学 | ナカニシヤ出版 |
信頼のおける非常に使い勝手の良いフリーソフト、jamovi(ジャモヴィ)の日本初マニュアル本 |
山口裕幸・中村奈良江(編) | ライブラリ心理学を学ぶ1 心理学概論 | サイエンス社 |
心理学の基礎を,各分野の気鋭の著者たちが体系的にわかりやすく解説 |
幸田達郎(著) | 基礎から学ぶ産業・組織心理学 | 勁草書房 |
産業・組織心理学全般を学ぼうとする大学生や新社会人、新たに管理職となった人へ。公認心理師大学カリキュラムに対応したテキスト。 |
中間玲子(著) | 感情・人格心理学:「その人らしさ」をかたちづくるもの | ミネルヴァ書房 |
感情や人格とは何か、人間の生活においてそれらはどのような働きをするのか、感情や人格は「自己」とどうかかわるのか等を解説する。 |
園田茂人(著) | アジアの国民感情 ~データが明かす人々の対外認識 ~ | 中央公論新社 |
本書は、10年以上にわたる日中韓・台湾・香港・東南アジア諸国などへの初の継続調査から、国民の他国への感情・心理をデータから明らかにする。 |
金間大介(著) | イノベーションの動機づけ――アントレプレナーシップとチャレンジ精神の源 | 丸善出版 |
イノベーションを生み出そうとする動機づけの構造はどのようなものなのかを、アンケート調査や統計分析を駆使して探っていく。 |
サンスティーン, C.(著) | ナッジで、人を動かす | NTT出版 |
行動経済学の時代に政策はどうあるべきか 倫理的な国家における福利 ,自律 ,尊厳 ,自治 ,誘動 ,制約 ,責任の問題を取り上げ ,そうした観点から「ナッジ」は正当化できるか |
安藤清志・大島尚(監修) | 心理学から見た社会 ~実証研究の可能性と課題 ~ | 誠信書房 |
第一線の研究者たちが、それぞれの研究テーマやスタイルに基づきながら、「社会」というキーワードを共有して執筆。 |
ガーゲン, K. J.(著) | 関係からはじまる ~社会構成主義がひらく人間観 ~ | ナカニシヤ出版 |
社会構成主義の第一人者ガーゲンが、独自の関係論から世界を徹底的に記述しなおし、新たな知の地平を切り開く。 |
トマセロ, M.(著) | 道徳の自然誌 | 勁草書房 |
ヒトの道徳性はどのように進化したか。協同相手への配慮と敬意が集団全体に広がり、「客観的」道徳性が生み出されるまでを描き出す。 |
山岡重行(編著) | サブカルチャーの心理学 ~カウンターカルチャーから「オタク」「オタ」まで ~ | 福村出版 |
アニメ・マンガ、腐女子、鉄道、レコード、オカルト、ジャニオタ……。様々な若者文化を分析し、「遊び」と見なされていた行動から人間を見つめ直す新しい心理学の提案。 |
小塩真司(著) | 性格とは何か~より良く生きるための心理学 ~ | 中央公論新社 |
「もっと〇〇な性格だったらなあ」――本書は、そんな思うようにいかない「性格」をめぐる疑問に、心理学の研究成果から実証的に答える。 |
Peirce, ,J. (著) 蘆田宏 ・十河宏行 (監訳) | PsychoPyでつくる心理学実験 | 朝倉書店 |
心理学実験作成環境の開発者による解説書。プログラミングなしに作成可能な基本から,Pythonによる上級者向けの調整まで具体的な事例を通して解説。 |
松井豊・宮本聡介(編) | 新しい社会心理学のエッセンス:心が解き明かす個人と社会・集団・家族のかかわり | 福村出版 |
社会心理学のオーソドックスな構成は崩さず、最新のトピックと公認心理師カリキュラムに必要な内容を網羅。 |
ルーサンス, F. ほか(著) | こころの資本:心理的資本とその展開 | 中央経済社 |
本書は、心理的資本による競争優位獲得のための手法を具体的に提示する。 |
長谷川寿一ほか(著) | はじめて出会う心理学 第3版 | 有斐閣 |
好評の心理学入門書が第3版化。知覚心理学・言語心理学・高齢期の心理の基礎を加筆し,心理職など「社会に活きる心理学」も紹介。 |
松浦常夫(著) | 歩行者事故はなぜ起きるのか | 東京大学出版会 |
行者の身体・心理・行動の特性から,道路交通環境,事故防止対策まで,歩行者の安全にかかわるテーマを一冊にまとめ,広い視点で論じる. |
黒田 正博(著) | EMアルゴリズム | 共立出版 |
EMアルゴリズムの定式化や収束性等の事項から,その周辺に関する内容を取り上げたものである。 |
D. ロブソン(著) | The Intelligence Trap(インテリジェンス・トラップ) | 日経BP |
なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか IQの高さは「優れた思考力や判断力」とは無関係! 実社会で使える「知性」を伸ばし続けるために今から実践できる「思考法」を伝授。 |
山口裕幸(著) | 組織と職場の社会心理学 | ちとせプレス |
組織や職場の現場で生じるさまざまなトピックについて,科学的な行動観察の視点と社会心理学の実証研究から明らかとなった知見を紹介。 |
R. ブラザートン(著) | 賢い人ほど騙される 心と脳に仕掛けられた「落とし穴」のすべて | ダイアモンド社 |
人はなぜありえない陰謀論を信じてしまうのか?賢い人ほど落とし穴にハマるそのわけを心理学的に解説する。 |
桐生正幸(著) | 悪いヤツらは何を考えているのか?ゼロからわかる犯罪心理学入門 | SBクリエイティブ |
豊富なビジュアルと共に、犯罪心理学の基礎をわかりやすく解説した入門書。 |
時本真吾(著) | あいまいな会話はなぜ成立するのか | 岩波書店 |
会話の不思議をめぐり、哲学・言語学・心理学の代表的理論から現代の脳科学に基づく成果まで紹介する。 |
青山拓央・柏端達也(監修) | 〈名著精選〉心の謎から心の科学へ 自由意志 | 岩波書店 |
スキナー/デネット/リベット スキナーの古典的な著作、チザムの論文、デネットの代表作、リベットがチャーチランド、サールと行った二つの論争を収録。 |
谷口忠大(著) | 心を知るための人工知能 ~認知科学としての記号創発ロボティクス ~ | 共立出版 |
人工知能が人間の認知システムにおける学習と発達のダイナミクスをひも解く。 |
コーン, N.(著) | マンガの認知科学 ~ビジュアル言語で読み解くその世界 ~ | 北大路書房 |
マンガを形づくる「ビジュアル言語」の理論を,米国の認知科学者兼コミック作家の著者が提唱。 |
高橋美保(著) | 特訓式 試験にでる心理学 社会心理学編 | 北大路書房 |
平成21年~令和元年度までの公務員試験の出題傾向を分析,〈合格力の基礎〉をつくる130問を厳選。 |
内田由紀子(著) | これからの幸福について:文化的幸福観のすすめ | 北大路書房 |
日本にとっての幸福な個人・社会のありようとは? 文化心理学の視点から提言 |
E.H.シャイン& P.A.シャイン(著) | 謙虚なリーダーシップ ~1人のリーダーに依存しない組織をつくる ~ | 英治出版 |
時代の変化に重要なのは、相互に信頼し、率直に本音を伝え合う「組織文化」。そのような組織文化を築くためには? |
A.ニューマン, 0.リスベリィ, & B.スヴェンソン(著) | 性的虐待を犯した少年たち ボーイズ・クリニックの治療記録 | 新評論 |
加害側の少年を癒やし、支え、再犯を防ぐ心理療法の最先端。虐待や若年犯罪の問題を社会全体で考えるための最良のカルテ |
加藤容子・三宅美樹(編著) | 産業・組織心理学 ~個人と組織の心理学的支援のために ~ | ミネルヴァ書房 |
産業・組織心理学の諸理論の内容と意義、理論を実践的に用いる考え方、臨床場面での活動やそのための技術・態度を理解することを目指すテキスト |
田野大輔(著) | ファシズムの教室~なぜ集団は暴走するのか ~ | 大月書店 |
「ファシズムの体験学習」を紹介しつつ、ファシズムの仕組みを解説。ナチスの大衆動員の実態、ヘイトスピーチなど身近な問題も論じる、全く新しい入門書! |
C.サンスティーン・L.ライシュ(著) | データで見る行動経済学~全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」~ | 日経BP |
小林裕(著) | 組織を生きる・活かす心理学:組織心理学入門 | 文眞堂 |
組織心理学の一般的な考え方を説明し、日本の組織の特徴やそこで起きている問題の原因を探る。 |
鈴木公啓(編著) | 装いの心理学 整え飾るこころと行動 | 北大路書房 |
多岐にわたる装いの各特徴や意義をバランスよく解説。装い研究の広さ,深さ,おもしろさがわかる入門書。 |
相馬敏彦・西村太志・谷口淳一・金政祐司(著) | [新版]エピソードでわかる社会心理学~恋愛関係・友人・家族関係から学ぶ ~ | 北樹出版 |
親密な関係におけるエピソードを社会心理学の理論で解説。新版となり、公認心理師科目「社会・集団・家族心理学」にも対応できるよう、家族関係のエピソードを充実させた。 |
中村 美枝子・井垣竹晴・佐藤尚人・山岸直基・澤海崇文・高口央 (著) | RKU現代心理学論文集 | 流通経済大学出版会 |
アンケート調査、実験研究、心理学にはどんな種類があるのか、どう論文にまとめるのか。丁寧に解説。 |
C.スティール(著) | ステレオタイプの科学:「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、わたしたちは何ができるのか | 英治出版 |
本人も無自覚のうちに社会の刷り込みを内面化し、パフォーマンスが下がってしまう現象「ステレオタイプ脅威」。社会心理学者が、そのメカニズムと対処法を解明する。 |
O. スポーンズ(著) | 脳のネットワーク | みすず書房 |
ネットワーク科学を脳神経系の研究に用いるアプローチについて、基礎から説き起こして応用例と成果までを総ざらいする。 |
加藤司(著) | 正しく理解する教養としての心理学 | 福村出版 |
本来の心理学とは何かを追究した実用性の高いテキスト。学問として必要な心理学を「基礎」「応用」「本質」の三方向から平易に解説。学びを深める30本のコラムも充実。 |
豊田秀樹(著) | 瀕死の統計学を救え! ―有意性検定から「仮説が正しい確率」へ― | 朝倉書店 |
科学界で有意性検定の放棄が謳われるいま,統計的結論はいかに語られるべきか?有意性検定の考え方とp値の問題点を解説,「仮説が正しい確率」に基づく明快な結論の示し方を提示。 |
M・ヘイゼルトン(著) | 女性ホルモンは賢い ~感情・行動・愛・選択を導く「隠れた知性」 ~ | インターシフト |
女性ホルモンによる感情、行動への影響を解説 |
三浦麻子・小島康生・平井啓(編) | 心理学研究法 | ミネルヴァ書房 |
「見やすく・わかりやすく・使いやすく」「現場に出るまで役立つ」をコンセプトとし、ブループリント(公認心理師試験出題基準)掲載語句を網羅したうえで、その他重要語句も厳選して紹介。 |
尾野裕美(著) | 働くひとのキャリア焦燥感 ~キャリア形成を急ぐ若者の心理の解明 ~ | ナカニシヤ出版 |
働く若者たちはなぜあせるのか? なぜ転職したいと思うのか?実証的研究からその心理的構造を明らかにし,対処法を提言する。 |
山口裕幸・高橋潔・芳賀繁・竹村和久(編) | 経営とワークライフに生かそう! 産業・組織心理学 改訂版 | 有斐閣 |
近年の動向を踏まえて産業・組織心理学の定番書を改訂。公認心理師科目「産業・組織心理学」にも。Webサポートでは各種資料を提供。 |
鹿取廣人・杉本敏夫・鳥居修晃・ 河内十郎 (編) | 心理学 第5版補訂版 | 東京大学出版会 |
定番テキストの第5版補訂版.新たに編者を迎え,4章(記憶関連部分)を全面的にアップデート.その他,認知神経科学関連の情報を中心に内容を補充 |
鹿取廣人・杉本敏夫・鳥居修晃・ 河内十郎 (編) | 心理学 第5版補訂版 | 東京大学出版会 |
定番テキストの第5版補訂版.新たに編者を迎え,4章(記憶関連部分)を全面的にアップデート.その他,認知神経科学関連の情報を中心に内容を補充 |
西口宏美(著) | 人間行動と組織行動 ~パフォーマンス向上の視点から ~ | コロナ社 |
人間の機能と能力の客観的な評価の方法や手順,能力に影響を与える要因を多面的に解説。 |
伊東昌子・渡辺めぐみ(著) | 職場学習の心理学:知識の獲得から役割の開拓へ | 勁草書房 |
新入社員はどのような学びに遭遇し、どのような学びを展開して熟達していくのか。実践現場における、人と職場と組織の接点を解明。 |
清水優菜・山本光(著) | 研究に役立つ JASPによるデータ分析 ~頻度論的統計とベイズ統計を用いて ~ | コロナ社 |
Rのパッケージを利用した高性能なフリーソフトJASPを利用し,頻度論的統計とベイズ統計を比較しながらデータ分析の基礎を学ぶ。 |
濱野 佐代子 (著) | 人とペットの心理学 ~コンパニオンアニマルとの出会いから別れ ~ | 北大路書房 |
ペットと人生を共にする人,およびその関係性を維持・発展させていくことを願う人のために |
D・デステノ(著) | なぜ「やる気」は長続きしないのか 心理学が教える感情と成功の意外な関係 | 白揚社 |
“Emotional Success: The Power of Gratitude, Compassion, and Pride” の翻訳 |
外山美樹(著) | 実力発揮メソッド パフォーマンスの心理学 | 講談社 |
自己啓発本と一線を画す、教育心理学の最新の成果に裏付けられた「最強の自分をつくる」ための上質なヒント。 |
H・G・ハルヴァーソン(著) | だれもわかってくれない──傷つかないための心理学 | 早川書房 |
無理解な人の特徴と対処法を知れば、苦しみはきっとなくなる。ベストセラーをもつ心理学者が贈る、誤解に苦しむ人へのアドバイス |
今井芳昭(著) | 影響力の解剖 パワーの心理学 | 福村出版 |
依頼や説得など人が他者に影響を与える背景にはどんな要因があるのか。人から不当な影響を受けないための心理学。 |
中島義明・大野隆造 (編) | すまう (新装版) ―住行動の心理学― | 朝倉書店 |
行動心理学の立場から人間の基本行動である住行動を体系化。 |
中島義明 ・今田純雄(編) | たべる (新装版) ―食行動の心理学― | 朝倉書店 |
行動心理学の立場から人間の基本行動である食行動に焦点をあて分析,体系化を試みる。 |
中島義明 ・神山進(編) | まとう (新装版) ―被服行動の心理学― | 朝倉書店 |
行動心理学の立場から人間の基本行動である被服行動について様々な話題を含めて概観,分析する。 |
大野志郎(著) | 逃避型ネット依存の社会心理 | 勁草書房 |
インターネットへの依存を生じさせるものとは。先行研究で指摘された多様な要因の整理を行い、「逃避」に焦点をあて新たにモデル化。 |
渡辺茂(著) | 動物に「心」は必要か:擬人主義に立ち向かう | 東京大学出版会 |
「私たちは、他の動物の行動を自分たちの言葉で描写し、ついつい自分たちの心の動きで理解しようとする。動物心理学は、この障壁を乗り越えて「自然科学」たり得るのか?」 |
サトウタツヤ・若林宏輔・指宿信・松本克美・廣井亮一(著) | 法と心理学への招待 | 有斐閣 |
心理学者と法学者がわかりやすく解説する法心理学の入門書。実験-臨床という心理学的次元,民事-刑事という法学的次元の両軸から体系的に法心理学について解説。 |
2019年刊行書籍
正高 信男(著) | ニューロダイバーシティと発達障害 『天才はなぜ生まれるか』再考 | 北大路書房 |
歴史に大きな業績を残した偉人のエピソードをもとに,進化心理学・神経科学の知見をふまえ,様々な障害が強みに働いた過程を考察。 |
祐宗省三・原野広太郎・柏木恵子・春木豊(編) | 新装版 社会的学習理論の新展開 | 金子書房 |
アルバート・バンデューラ博士が1982年に来日し、各地で講演会が開催された。この講演の内容を中心にまとめて出版された『社会的学習理論の新展開』の新装復刊版。 |
桐生正幸・板山昂・入山 茂(編著) | 司法・犯罪心理学入門 捜査場面を踏まえた理論と実務 | 福村出版 |
実際の犯罪捜査場面を踏まえた研究を行う際に確認すべき法的手続き、理論、研究方法、研究テーマ等を詳説。 |
R・プルチック, H・R・コント(著) 橋本泰央・小塩真司(訳) | 円環モデルからみたパーソナリティと感情の心理学 | 福村出版 |
パーソナリティと感情の包括的モデルの一つである対人円環モデル。その広範な研究と臨床心理への応用を紹介。 |
W・フォン・ヒッペル (著) | われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略 ~ | ハーパーコリンズ・ジャパン |
SPSP Book Prize 2019を受賞した”The Social Leap”の翻訳 |
K・E・ディル-シャックルフォード (著) | フィクションが現実となるとき ~日常生活にひそむメディアの影響と心理 ~ | 誠信書房 |
毎日の生活で触れるメディアが人に与える影響を、豊富な事例や専門的な実験によって分析した。 |
広田すみれ(著) | 5人目の旅人たち 「水曜どうでしょう」と藩士コミュニティの研究 | 慶應義塾大学出版会 |
「自身もファンである社会心理学者が分析する、この番組が支持され続ける秘密とは? |
越智啓太(編著) | テロリズムの心理学 | 誠信書房 |
「テロのメカニズム、テロリストの検出、事前阻止等を心理学の知見でどのように行政に貢献できるかを示す、テロリズム心理学の決定版 |
脇本竜太郎(著) | なぜ人は困った考えや行動にとらわれるのか?:存在脅威管理理論から読み解く人間と社会 | ちとせプレス |
「いつか訪れる死への恐怖」に対する人間の心的防衛メカニズムから,人間と社会に広がる生きづらさを読み解く。 |
浜田宏・石田淳・清水裕士(著) | 社会科学のためのベイズ統計モデリング | 朝倉書店 |
統計モデリングの考え方と使い方を初学者に向けて解説した入門書 |
西田公昭(著) | なぜ、人は操られ支配されるのか | さくら舎 |
オウム事件などの心理鑑定人もつとめた心理学者が、心を支配するテクニックと対処法を明かす! |
亀田達也(監修) | 眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学 | 日本文芸社 |
集団や社会の中の個、対人関係を「心理学」から読み解く1冊! |
日本心理学会(監修)大渕憲一(編) | 紛争と和解を考える―集団の心理と行動 | 誠信書房 |
古今東西の知見に基づき、争いをもたらす集団心理の危うさを解説。そのうえで最新の実験・調査から和解の可能性を探る |
R・トゥランジョーら(著) 大隅昇ら(訳) | ウェブ調査の科学 ―調査計画から分析まで― | 朝倉書店 |
科学的な検証,証拠にもとづくウェブ調査のあり方を総合的に解説~“科学としてのウェブ調査”に何が必要か? |
相川充(著) | 人づきあい、なぜ7つの秘訣?:ポジティブ心理学からのヒント | サイエンス社 |
「ポジティブ心理学」の観点から厳選された「人づきあいの秘訣」7つを紹介 |
クリス・チェインバーズ(著) | 心理学の7つの大罪:真の科学であるために私たちがすべきこと | みすず書房 |
心理学が透明性と再現性を高め、真の科学でありつづけるためには、いま何をすべきか? 改革の旗手が未来への青写真を提示する、警鐘の書にして救済の書。 |
伊東裕司(著) | 裁判員の判断の心理:心理学実験から迫る | 中央公論新社 |
実験心理学の実証データを用い、感情が判断に及ぼす影響を分析。裁判員裁判の問題点と改善の糸口を探る。 |
岡本真一郎(著) | なぜ人は騙されるのか―詭弁から詐欺までの心理学(中公新書) | 中央公論新社 |
騙されないために、どう心構えし、行動すべきか。社会心理学の観点から冷静に分析し、対処法を伝授する。 |
山岡重行(著) | 腐女子の心理学2:彼女たちのジェンダー意識とフェミニズム | 福村出版 |
より大規模な調査をもとに、腐女子の恋愛観やジェンダー意識を読み解く。 |
松井豊(監修) 高橋尚也・宇井美代子・畑中美穂(編) | 社会に切り込む心理学~データ化が照らし出す社会現象~ | サイエンス社 |
「日常的な出来事」「社会臨床」「政策の基盤」に関する研究を分かりやすく紹介する. |
松井豊(監修) 畑中美穂・宇井美代子・高橋尚也(編) | 対人関係を読み解く心理学~データ化が照らし出す社会現象~ | サイエンス社 |
「他者との関係性」「他者とのかかわりの中でとられる行動」「スキル」に関する研究を分かりやすく紹介する. |
2018年刊行書籍
トーマス・ギロビッチ,リー・ロス(著) | その部屋の中で最も賢い人 洞察力を鍛えるための社会心理学 | 青土社 |
ロングセラー『人間この信じやすきもの』の著者が語る、賢く意思決定するための5つの方法 |
竹村和久(編) | 社会・集団・家族心理学(公認心理師の基礎と実践 第11巻) | 遠見書房 |
公認心理師を目指す人が,家族を含めた社会関係における,人の社会的行動,社会的相互作用を深く理解するための基礎知識を解説。 |
土田昭司(編著) | 安全とリスクの心理学 | 培風館 |
身の回りや社会のさまざまな危険について,まず安全とリスクの概念を紹介した後,防災行動,リスクコミュニケーションとガバナンス,災害報道,危機における心理等を平易に紹介 |
正木郁太郎(著) | 職場における性別ダイバーシティの心理的影響 | 東京大学出版会 |
コンテクストに注目し,機会平等の段階や状況の異なる複数企業の調査・分析から,日本型ダイバーシティ・マネジメントをめざす知見を提供する. |
白岩祐子(著) | 「理性」への希求 裁判員としての市民の実像 | ナカニシヤ出版 |
感情に流されやすい市民というイメージは正しいのか。暗黙裡に前提とされてきた市民像を覆す法的判断に関する心理学的実証研究。 |
藤田哲也(監修)村井潤一郎(編著) | 絶対役立つ社会心理学~日常の中の「あるある」と「なるほど」を探す | 勁草書房 |
日常の中で社会心理学がどのように役立つのかを実感できるように,日常的なトピックを取り上げながら,基本的な知見を解説する |
山田一成・池内裕美(編著) | 消費者心理学 | 勁草書房 |
商品選択から買い物依存症まで、最新の研究成果を満載。消費社会における人間の心と行動を科学的に解説した待望の新テキスト。 |
パトリシア・ウォレス(著) 川浦康至・堀正・和田正人(訳) | 新版 インターネットの心理学 | 誠信書房 |
好評の初版刊行から17年、分量は約1・5倍に。全体の半分くらいがアップデートされている。 |
越智啓太(編) | 高齢者の犯罪心理学 | 誠信書房 |
超高齢社会日本に突きつけられた課題にどう対処していくか、その糸口が見える |
小塩真司(著) | 性格がいい人、悪い人の科学 | 日本経済新聞出版社 |
最新の研究成果を踏まえて、5つの性格特性(ビッグファイブ)の組み合わせから、人間の性格は、どうすればうまく表現できるのかをわかりやすく説明します。 |
吉田寿夫(著) | 本当にわかりやすい すごく大切なことが書いてある ちょっと進んだ 心に関わる 統計的研究法の本Ⅲ | 北大路書房 |
「偏相関係数」「重回帰分析」「個人内変動に基づく相関的研究と個人間変動に基づく相関的研究」の3章構成 |
吉田寿夫(著) | 本当にわかりやすい すごく大切なことが書いてある ちょっと進んだ 心に関わる 統計的研究法の本Ⅱ | 北大路書房 |
「実験的研究における剰余変数の統制」を軸に,1要因・2要因分散分析,共分散分析,プリポスト・デザインによるデータ分析を説明 |
吉田寿夫(著) | 本当にわかりやすい すごく大切なことが書いてある ちょっと進んだ 心に関わる 統計的研究法の本Ⅰ | 北大路書房 |
『ごく初歩本』(https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784762821257)の内容が「ちょっと進んだ」Ⅰ巻。単回帰分析・測定の妥当性の2章構成 |
吉田寿夫(著) | 本当にわかりやすい すごく大切なことが書いてある ごく初歩の統計の本 補足Ⅱ | 北大路書房 |
『ごく初歩本』(https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784762821257)に加えて「標本分布と信頼区間」「統計的検定の適応上の留意点」「効果量とその信頼区間の活用」の3章構成 |
吉田寿夫(著) | 本当にわかりやすい すごく大切なことが書いてある ごく初歩の統計の本 補足Ⅰ | 北大路書房 |
『ごく初歩本』(https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784762821257)の内容が「ちょっと進んだ」Ⅰ巻。単回帰分析・測定の妥当性の2章構成 |
北村英哉・唐沢 穣(編) | 偏見や差別はなぜ起こる? 心理メカニズムの解明と現象の分析 | ちとせプレス |
偏見や差別の問題に,心理学はどのように迫り,解決への道筋を示すことができるのか。第一線の研究者が解説した決定版。 |
髙橋尚也(著) | 住民と行政との協働における社会心理学―市民参加とコミュニケーションのかたち | ナカニシヤ出版 |
住民と行政との間のコミュニケーションに関わる心理学要因を分析、検証 |
伊坂裕子(著) | 日本人の認知的特徴と人格的成長に関する文化心理学:相互協調的自己観と包括的思考 | 福村出版 |
文化心理学の理論をもとに日本の文化と日本人について考える。 |
広田すみれ・増田真也・坂上貴之(編著) | 心理学が描くリスクの世界 第3版 行動的意思決定入門 | 慶應義塾大学出版会 |
行動経済学を生み、医療や科学技術のリスコミにも欠かせないリスクと意思決定の基礎知識が満載 |
日本心理学会(監修)楠見孝(編) | 心理学って何だろうか?四千人の調査から見える期待と現実 | 誠信書房 |
人々の持つ心理学への誤解、偏見、過剰な期待を解き放ち、真実の学問の姿を第一線の研究者が開示する。 |
王暁田・蘇彦捷(編) 平石界・長谷川寿一・的場知之(監訳) | 進化心理学を学びたいあなたへ | 東京大学出版会 |
「進化」に憑りつかれ,誤解と闘いながら険しい道を切り拓いてきた心理学者たちから,これから進化心理学を志す読者への熱いメッセージ。 |
唐沢穣・奥田太郎・松村良之(編) | 責任と法意識の人間科学 | 勁草書房 |
責任の判断と、それに関わる非難の行動はどのような心理によって形成されるのか。社会心理学の研究成果によって一般の人の理解の仕方を明らかにする。 |
石黒格(編著) | 変わりゆく日本人のネットワーク:ICT普及期における社会関係の変化 | 勁草書房 |
情報通信技術が急速に普及した約20年間の社会関係について、調査を元に詳細に比較検討。社会ネットワークの変化を明らかにする。 |
小宮あすか・布井雅人(著) | Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける | 講談社 |
心理・教育系でよく使う分析手法に特化したExcel用無料ツールHADを使ってみよう。Excel関数を覚えるよりもはるかに簡単で実用的。 |
2017年刊行書籍
クルト・レヴィン(著)・猪股佐登留(訳) | 社会科学における場の理論 | ちとせプレス |
心理学に多大な足跡を残したクルト・レヴィンの古典的名著が待望の復刊!社会科学において理論をどのように構築していくのか。レヴィンの概念的,方法論的考察の集成 |
クルト・レヴィン(著)・末永俊郎(訳) | 社会的葛藤の解決 | ちとせプレス |
心理学に多大な足跡を残したクルト・レヴィンの古典的名著が待望の復刊! 社会の実際問題をどのように把握し,解決の道筋を見出すことができるのか。レヴィンの実践的洞察の到達点 |
大坪庸介・SMITH Adam(著) | 英語で学ぶ社会心理学 | 有斐閣 |
社会心理学の基礎理論が英語で学べるテキスト.左頁に英文,右頁に日本語でキー概念や英語特有の表現を解説.電子版やティーチャーズマニュアルとして英文全訳を提供予定 |
片桐恵子(著) | 「サードエイジ」をどう生きるか シニアと拓く高齢先端社会 | 東京大学出版会 |
今後さらに超高齢化社会に突入する「課題先進国」日本から発信する,ありうる未来像 |
ハドリー・キャントリル(著) | 火星からの侵略 パニックの心理学的研究 | 金剛出版 |
80年前の歴史上有名な事件を通じて,現代にも起こりうるパニック状況における伝染性のある恐怖の人間心理を詳細に分析 |
坂田桐子(編) | 社会心理学におけるリーダーシップ研究のパースペクティブⅡ | ナカニシヤ出版 |
ダイバーシティやリーダーの倫理性と破壊性など日本社会で関心の高いトピックをはじめ、ここ10年間ホットな9つのトピックを紹介 |
安藤清志・村田光二・沼崎誠(編) | 社会心理学研究入門 補訂新版 | 東京大学出版会 |
社会心理学研究法のスタンダードテキスト.データベースの利用法や調査法(特にウェブ調査)について補訂 |
ロバート・B・チャルディーニ(著),安藤清志(監訳),曽根寛樹(訳) | PRE-SUASION ―プリ・スエージョン―影響力と説得のための革命的瞬間 | 誠信書房 |
『影響力の武器』の著者、チャルディーニ博士による渾身の書き下ろし |
池田浩(編) | 産業と組織の心理学 | サイエンス社 |
近接分野とも関連しながら発展を遂げてきた産業・組織心理学の多様なテーマについて,定説から最新の動向まで幅広く取り上げた |
北折充隆(著) | ルールを守る心~逸脱と迷惑の社会心理学~ | サイエンス社 |
概念の混乱を整理しながら,これまでに行われてきた研究を分かりやすく紹介 |
スミス・ハスラム(編),樋口匡貴・藤島喜嗣(監訳) | 社会心理学・再入門 ブレークスルーを生んだ12の研究 | 新曜社 |
社会的促進,認知的不協和,規範形成,同調など印象的な社会心理学実験を解説し,新たな観点から捉え直す |
大竹恵子(編著) | なるほど!心理学調査法 | 北大路書房 |
サンプリングや研究倫理に関する諸問題から,心理尺度のつくり方・つかい方まで,基礎的な内容を丁寧に概説.サポートサイト |
マイケル・ルイス(著) | かくて行動経済学は生まれり | 文藝春秋社 |
「専門家の判断がなぜ彼らの頭の中で歪められてしまうのか。それは何年も前に2人の心理学者によって既に説明されている。」トヴェルスキー+カーネマン評伝 |
大坊郁夫・太田信夫(監修) | シリーズ心理学と仕事10「社会心理学」 | 北大路書房 |
心理学って面白そう!どんな仕事で活かされている? シリーズ全20巻 |
ジンバルドー+クーロン(著) | 男子劣化社会―ネットに繋がりっぱなしで繋がれない | 晶文社 |
社会の変化によって、「男らしさ」や「男の役割」も変更を迫られている。先進国共通の男子の問題に、解決策はあるのか? |
Kruschke(著) 前田和寛・小杉考司ら(訳) | ベイズ統計モデリング―R,JAGS, Stanによるチュートリアル― 原著第2版 | 東京大学出版会 |
理論と実践のどちらかに偏ることなく,この一冊で導入から実践,報告まで網羅.サポートサイト |
唐沢かおり(著) | なぜ心を読みすぎるのか:みきわめと対人関係の心理学 | 東京大学出版会 |
他者を知り,関わろうとする時,心の中では何が起きているのか.対人認知というフィルターを通して人間の心の社会性やつながりのあり方に迫る |
ニール・J・サルキンド(著)・畑中美穂(訳) | 心理学研究法のキホンQ&A100 | 新曜社 |
研究法の基本的で重要な考え方と用語を一問一答形式で解説した、コンパクトな入門書 |
清水裕士・荘島宏二郞(著) | 社会心理学のための統計学:心理尺度の構成と分析 | 誠信書房 |
学生が卒業までに学んでほしい社会心理学理論や概念を、雑誌論文に似せたストーリーに盛り込みつつ、各種分析法を解説.サポートサイト |
釘原直樹(著) | あなたの部下は、なぜ「やる気」のあるふりをするのか: 組織のための「手抜き」のトリセツ | ポプラ社 |
手抜きは仕方のないこと」とその存在を肯定した上で前向きな対処策を考える1冊 |
堀毛一也・竹村和久・小川一美(著) | 社会心理学 人と社会との相互作用の探求 | 培風館 |
専門的な話や新しい研究成果よりも読者が興味をもって読めるような内容を厳選して,社会心理学の基本的な知識を解説したテキスト。 |
三浦麻子(著) | なるほど!心理学研究法 | 北大路書房 |
どの研究法にも共通する基盤的知識を解説。研究倫理も手厚く扱う。実証に基づく科学としての心理学が「なるほど!」と理解できて,もっと研究したくなる入門書.サポートサイト |
十河宏行(著) | 心理学実験プログラミング―Python/PsychoPyによる実験作成・データ処理― | 朝倉書店 |
参考サイト:http://www.s12600.net/psy/python/index.html, http://www.s12600.net/psy/python/ppb/index.html |
李光鎬・渋谷明子(編著) | メディア・オーディエンスの社会心理学 | 新曜社 |
オーディエンスのメディア利用行動やコミュニケーション行動等に関する社会心理学的な代表的研究・古典的研究を体系的にまとめて紹介 |
村井潤一郎・橋本貴充(編著) | 心理学のためのサンプルサイズ設計入門 | 講談社 |
データをとりはじめる前に目を通しておきたい1冊。卒論から学術論文まで、すべての研究に通じる基本が身につく。 |
新谷優(著) | 自尊心からの解放~幸福をかなえる心理学~ | 誠信書房 |
自尊心を高めれば幸せになれると信じてそれを追い求めることが本当に幸せをもたらすのかを社会心理学の実験や自己診断から考察 |
森津太子・星薫(著) | 危機の心理学(放送大学教材) | 放送大学教育振興会 |
講義内容:http://www.ouj.ac.jp/kamoku/detail/1529099/ |
谷口淳一・相馬敏彦・金政祐司・西村太志(編著) | エピソードでわかる社会心理学 恋愛関係・友人関係から学ぶ | 北樹出版 |
社会心理学の理論やキーワードを,恋愛関係や友人関係をはじめとする親密な関係という視点から説明する。 |
鈴木公啓(著) | 痩せという身体の装い:印象管理の視点から | ナカニシヤ出版 |
痩身を装いの一つとして位置づけ、その意義と背景にある心理機序を実証的に示す。 |
野波寛(著) | 正当性の社会心理学:海と草原と基地が問う「社会的決定の権利」 | ナカニシヤ出版 |
軍事基地、廃棄物処理場などの事例をもとによりよい合意形成の在り方を問う。 |
友野隆成(著) | あいまいさへの非寛容と精神的健康の心理学 | ナカニシヤ出版 |
対人関係におけるあいまいさへの耐性と精神的不健康の関係を、大学生2000人を対象に新尺度を用いて実証的に検討し明らかにする |
亀田達也(著) | モラルの起源 実験社会科学からの問い | 岩波書店 |
心理学などの様々な実験をもとに、文系・理系の枠を飛び越え、人の社会を支える心のしくみを探る意欲作。第19回日本社会心理学会賞・出版賞受賞 |
高野陽太郎・岡隆(編) | 心理学研究法 補訂版 | 有斐閣 |
心理学研究における,科学的な実証的研究の重要性や基本のロジックをわかりやすく解説。近年の変化に対応し,「効果量」や「信頼区間の活用」に関する新たな節を補訂。 |
太幡直也 (著) | 懸念的被透視感が生じている状況における対人コミュニケーションの心理学的研究 | 福村出版 |
気づかれたくない内面についての被知覚の意識が与える影響と対人場面に果たす役割とは。 |
パットナム (著)・柴内康文(訳) | われらの子ども:米国における機会格差の拡大 | 創元社 |
『孤独なボウリング』の著者(訳者)による戦慄の格差社会論。トランプ勝利の背景を抉り出し、日本の近未来をも占う全米ベストセラー |
潮村公弘(著) | ジェンダーステレオタイプ・パラドックス: 創り出される性差 | 丸善雄松堂 |
ソロモン+グリーンバーグ+ピジンスキー(著) | なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか : 人間の心の芯に巣くう虫 | インターシフト |
人間の心と文化の根源からさぐり、多数の心理実験とともに、「保守化」の正体を暴き出す! |
ボウルズ+ギンタス(著) | 協力する種:制度と心の共進化 | NTT出版 |
ゲーム理論、経済実験を駆使し、人類の「協力」の進化を壮大なスケールで描く。社会科学の統合の「極北」がここにある.『社会心理学研究』掲載書評(大坪庸介・中尾央・大平英樹) |
荘島宏二郎(編著) | 計量パーソナリティ心理学 | ナカニシヤ出版 |
新しい統計手法を駆使してパーソナリティ研究に挑む人たちに向けて幅広くモデルを紹介 |
阿部修士(著) | 意思決定の心理学:脳とこころの傾向と対策 | 講談社選書メチエ |
二重過程理論をバックボーンに,心理学と脳科学の最新の研究を紹介しながら意思決定のメカニズムを探る |
G.W.オルポート(著) | 質的研究法 | 弘文堂 |
二重過程理論をバックボーンに,心理学と脳科学の最新の研究を紹介しながら意思決定のメカニズムを探る |
アレックス・ラインハート(著) | ダメな統計学:悲惨なほど完全なる手引書 | 勁草書房 |
科学者が陥る統計の誤用を分析し、防ぐ方法をレクチャー。ウェブ版に大幅加筆 |
栗田季佳・星加良司・岡原正幸(著) | 対立を乗り越える心の実践 障害者差別にどのように向き合うか? | 東京大学出版会 |
「潜在化する偏見」を炙りだし,その原因となる心のメカニズムと社会的背景にまで遡って考察する |
2016年刊行書籍
ジョーナ・バーガー(著) | インビジブル・インフルエンス 決断させる力 ~あらゆる行動を方向づける影響力の科学 ~ | 東洋館出版社 |
知らず知らず影響される 意思決定のメカニズムに迫る |
長谷川眞理子・山岸俊男(著) | きずなと思いやりが日本をダメにする:最新進化学が解き明かす「心と社会」 | 集英社 |
誰もがなんとなく「これでいいのか」と思っている問題に、社会心理学者と進化学者がずばりと切り込む痛快対談 |
トーマス・シェリング (著) | ミクロ動機とマクロ行動 | 勁草書房 |
2005年にノーベル経済学賞を受賞したシェリングの代表作。「マクロの結果は個人の考えているようにはならない」ことを解明する。 |
西田公昭 (著) | マンガでわかる! 高齢者詐欺対策マニュアル | ディスカヴァー |
詐欺・悪徳商法対策の第一人者が、わかりやすく教える、だまされないために知っておくべきこと |
エド・ケラー+ブラッド・フェイ (著) | フェイス・トゥ・フェイス・ブック — クチコミ・マーケティングの効果を最大限に高める秘訣 | 有斐閣 |
膨大な調査データから,クチコミをスパークさせて,収益をあげるための戦略を示す |
廣岡秀一 (監修) | わくわくコミュニケーションプログラム:心理学を活用した実践と評価 | ナカニシヤ出版 |
小学生のコミュニケーション力をゲームやロールプレイで楽しく育む実践プログラム集 |
ポール・シルヴィア (著) | できる研究者の論文作成メソッド 書き上げるための実践ポイント | 講談社サイエンティフィク |
研究者人生は一発花火ではない。書け、書くんだ! ―そのための心得と戦略がここにある |
青島未佳・山口裕幸・縄田健悟(著) | 高業績チームはここが違う:成果を上げるために必要な三つの要素と五つの仕掛け | 労務行政 |
最新研究からわかったダイバーシティ時代におけるチームの在り方 |
アダム・ハート=デイヴィス(著) | パブロフの犬 実験でたどる心理学の歴史 | 創元社 |
パブロフやピアジェ,ミルグラムなどが取り組んだ50の実験でたどる心理学の歴史 |
ウォラック+ウォラック(著) | 心の七つの見方 | 新曜社 |
心とは、どのようにみなされるべきものなのか.心に関する主要な見方を七つに分け,できるだけ難解な言葉を避けて解説 |
伊藤忠弘(著) | 21世紀を生きる社会心理学:人間と社会の探究入門 | 北樹出版 |
21世紀を生きる私たちにとって必要な社会心理学について、いくつかのトピックスを取り上げながら社会心理学の視座でそれを捉えつつ、そこで常識とされている見方をずらし、別の見方を提示していく。 |
北村英哉・内田由紀子(編) | 社会心理学概論 | ナカニシヤ出版 |
人の心の社会性の深淵と広がりにふれ、日進月歩の研究の道標となる、オープンな決定版 |
木下冨雄(著) | リスク・コミュニケーションの思想と技術 共考と信頼の技法 | ナカニシヤ出版 |
この分野の生みの親の数十年にわたる研究と実践の成果をここに公開.第19回日本社会心理学会賞・出版特別賞受賞 |
和田実・増田匡裕・柏尾眞津子(著) | 対人関係の心理学~親密な関係の形成・維持・崩壊 | 北大路書房 |
「親密な関係」にウェイトを置き,そこでの人間行動を「魅力・報酬」の観点,そして「強化理論,社会的交換理論」をベースに詳説 |
小塩真司(著) | 大学生ミライの因果関係の探求 | ちとせプレス |
原因って,結果って何だろう?心理学科のミライが統計にまつわる出来事に遭遇するキャンパスライフ・ストーリー |
越智 啓太(編) | 心理学ビジュアル百科 ~基本から研究の最前線まで ~ | 創元社 |
日本人心理学者による全編書き下ろし、オールカラーの本格派ビジュアルガイド |
アルダート・ヴレイ(著) | 嘘と欺瞞の心理学 対人関係から犯罪捜査まで 虚偽検出に関する真実 | 福村出版 |
心理学の知見にもとづく嘘や欺瞞のメカニズムと、主に犯罪捜査で使われるさまざまな虚偽検出ツールを詳しく紹介 |
鈴木淳子(著) | 質問紙デザインの技法[第2版] | ナカニシヤ出版 |
たずねたい質問を並べるだけの質問紙から卒業するには? 質問紙法の計画・準備・技法から倫理的配慮まで解説した初版に大幅加筆! |
グリム,ヤーノルド(編著) | 研究論文を読み解くための多変量解析入門 基礎篇 重回帰分析からメタ分析まで | 北大路書房 |
できる限り数式を用いずに多変量解析を解説 |
グリム,ヤーノルド(編著) | 研究論文を読み解くための多変量解析入門 応用篇: SEMから生存分析まで | 北大路書房 |
一般化可能性理論・項目反応理論・クラスター分析・正準相関分析・反復測定分析などを取り上げる |
橋元良明(編) | 日本人の情報行動2015 | 東京大学出版会 |
日本人のメディア利用行動やコミュニケーション行動について詳細な数値として明快に示す |
雨宮俊彦(著) | 笑いとユーモアの心理学 | ミネルヴァ書房 |
笑いとユーモアという多面的で複雑な現象の全体像をとらえるための基本的な枠組みと視点を提示する |
岡本真一郎(著) | 悪意の心理学-悪口、嘘、ヘイト・スピーチ | 中央公論新社 |
悪意はなぜ生まれ、どう表現されるのか。どうすれば、悪意に立ち向かえるのか。社会心理学・言語心理学の観点から考察する |
マーティン,ゴールドスタイン,チャルディーニ(著) | 影響力の武器 戦略編:小さな工夫が生み出す大きな効果 | 誠信書房 |
世界中でロングセラーを続ける『影響力の武器』シリーズの最新刊 |
キース・E・スタノヴィッチ(著) | 心理学をまじめに考える方法:真実を見抜く批判的思考 | 誠信書房 |
人間の行動について心の動きからアプローチする“まっとうな”学問である心理学を、真正面より論じたテキスト |
北村智・佐々木裕一・河井大介(著) | ツイッターの心理学:情報環境と利用者行動 | 誠信書房 |
日本でいまツイッターとどう向き合うべきかが分かりやすく解説されているわが国初の専門書 |
橋本貴充・荘島宏二郎(著) | 実験心理学のための統計学-t検定と分散分析 | 誠信書房 |
知覚、記憶、学習、感覚、認知、動物、感情に関する実験で必要となる概念を示しつつ、平均値の差を求める実際的な統計手法を示す |
柏木惠子・高橋惠子(編) | 人口の心理学へ: 少子高齢社会の命と心 | ちとせプレス |
命についての問題に直面し苦悩し,格闘する心を扱う「人口の心理学」の提案 |
山岡重行(著) | 腐女子の心理学:彼女たちはなぜBL(男性同性愛)を好むのか? | 福村出版 |
社会心理学とパーソナリティ心理学の観点から、オタクと腐女子を研究した結果をまとめた関連概念をわかりやすく解説し、「自尊感情を高める」を再考。自尊感情の暗部、自尊感情神話に迫る |
ロビン・ダンバー(著) | 人類進化の謎を解き明かす | インターシフト |
私たちはいかにして「人間」になったのか?謎を解く鍵は「社会脳」x「時間収支」にある |
楠見孝・道田泰司(編) | 批判的思考と市民リテラシー:教育、メディア、社会を変える21世紀型スキル | 誠信書房 |
日常生活や職業上で必要となる批判的思考を、第一線の研究者が自らのフィールドでの実践例を解説 |
日本心理学会(監修) | 震災後の親子を支える―家族の心を守るために | 誠信書房 |
具体的な活動例や調査結果を通じて,震災により環境が急変した被災地の親子を巡る諸問題を考える(安藤清志・松井豊(編)) |
豊田秀樹(著) | はじめての統計データ分析 ―ベイズ的〈ポストp値時代〉の統計学 | 朝倉書店 |
有意性検定やp値によらないベイズ流アプローチのみで記述される統計学の教科書 |
日本心理学会(監修) | 地域と職場で支える被災地支援:心理学にできること | 誠信書房 |
東日本大震災に際して各地で実施された心理的・社会的支援について紹介(安藤清志・松井豊(編)) |
潮村公弘(著) | 自分の中の隠された心(セレクション社会心理学29) | サイエンス社 |
意識できていない心のはたらき「非意識」の測定方法や研究成果を解説 |
中間玲子(編著) | 自尊感情の心理学:理解を深める「取扱説明書」 | 金子書房 |
関連概念をわかりやすく解説し、「自尊感情を高める」を再考。自尊感情の暗部、自尊感情神話に迫る |
星野崇宏・岡田謙介(編) | 欠測データの統計科学―医学と社会科学への応用 | 岩波書店 |
人を対象とする分野で不可避の欠測データ.解析法を誤ると思わぬバイアスが生じかねない.具体的対処手法を厳選して紹介 |
NHK放送文化研究所(編) | 放送メディア研究(13) | NHK出版 |
テーマは『「世論」をめぐる困難』。「世論」とは何か。メディアはそれをどう利用しているのか。「世論」の裏側に迫る |
ポール・ホドキンソン(著) | メディア文化研究への招待 | ミネルヴァ書房 |
メディアの社会や文化における働きを、メディア研究の系譜や現在のメディア環境が提起する諸論点から説いた入門書 |
清水和巳・磯辺剛彦(編著) | 社会関係資本の機能と創出:効率的な組織と社会(フロンティア実験社会科学) | 勁草書房 |
どのような制度や組織が社会関係資本として機能し、諸問題を解決して全体の効率性を高めるのか。理論、計量、実験的手法により検証 |
山際勇一郎・服部環(著) | 文系のためのSPSSデータ解析 | ナカニシヤ出版 |
SPSSによるデータ解析法を初学者にもわかりやすく解説 |
大坊郁夫(監修) | 対人社会心理学の研究レシピ:実験実習の基礎から研究作法まで | 北大路書房 |
社会における個人や対人関係の心理過程についての基本となる研究トレーニングを行い,多様な研究方法を身につけるための秘訣が満載 |
大渕憲一(監修) | 紛争・暴力・公正の心理学 | 北大路書房 |
人と人との間で発生する生々しい苦しみやいら立ち,不満足や不調和を扱う研究成果の集大成 |
日本心理学会(監修) | 高校生のための心理学講座-こころの不思議を解き明かそう | 誠信書房 |
心理学の世界を高校生にも分かりやすく楽しく紹介 |
村井潤一郎(著) | 心理学の視点—躍動する心の学問 | サイエンス社 |
学問としての心理学に最初に出会う方を読者に想定した、コンパクトで網羅性があり「惹きつけられる」概論書 |
キャロル・ドゥエック(著) | マインドセット: 「やればできる!」の研究 | 草思社 |
既刊書「やればできる!」の研究 能力を開花させるマインドセットの力」の改題「完全版」コメント |
アレックス・メスーディ(著) | 文化進化論:ダーウィン進化論は文化を説明できるか | NTT出版 |
人間の「文化」についての学習や継承の影響を科学的な手法で検証する進化論的アプローチを詳説(解説:竹澤正哲) |