1.研究室,ゼミの特徴(研究テーマ,学べる内容)
田中 優 ゼミ :対人行動(援助行動,被服行動等),対人関係(互恵的相互依存関係),愛着(母親の情緒応答性),流行現象(ファンの心理),災害心理(被災者やボランティアの心理等)などがテーマの研究室です。
堀 洋元 ゼミ :日常生活での疑問や社会問題について社会心理学の研究手法を用いて取り組んでいます。今年度は「防災」をテーマに取り上げ,学内外で防災に関する知識や体験を積み重ねた上で,女子大生の視点による防災への心構えやその実践方法をまとめる予定です。
本田周二ゼミ :対人関係(友人関係,恋愛関係),社会的感情(罪悪感,妬み),学校適応など学生にとって馴染みの深いテーマが中心の研究室です。
八城 薫 ゼミ :自己,レジャー(余暇活動),対人関係を主な研究テーマとし,質問紙調査を用いた実証的研究が中心のゼミです。一昨年度の3年ゼミでは,これまでの心理学での学びを振り返り,卒論や将来への原動力とするために,専攻紹介VTRを作成しYou TubeにUPしています。https://www.youtube.com/watch?v=yU2Nw59_AzE
2.ゼミ運営で工夫している点とその成功例など
当専攻は,4年間を通して「チームで働く力」の育成を意識して,常にグループワークを取り入れた専門授業を実施しています。このため,毎年グループの雰囲気・スタイルに合わせてゼミの進め方も変えています。また,社会人として求められる力である「前に踏み出す力」や「考え抜く力」を鍛えるために,一人一人が積極的にゼミでディスカッションを行えるような働きかけ,深い学びに導くための問いかけを行っています。さらに,当専攻では,社会心理学と臨床心理学をバランスよく学べることを強みとしており,ゼミにおいても,社会心理学と臨床心理学の教員が連携し,ゼミ生への指導,サポートを行っています。
3.ゼミ所属を希望する学部生,大学院生に向けてのメッセージ
当専攻のゼミでは,学生の皆さんが,社会心理学と臨床心理学の双方の視点から研究を行い,人に対する理解を深めることを通して,他者とのより良い関わり方や社会を見る目を養うことができるようになるための指導を行っています。ここで身に付けた力は,在学中はもちろんのこと,卒業後に自身の望むキャリア(進路)を歩んでいく際に大いに役立つことと思います。心理学を学ぶと同時に実社会で活躍するための力を身に付けたい方は是非,本学へお越しください。お待ちしています。