会期 | 2015年6月6日(土) 13:30~16:30 (13:00開場予定) どなたでもお越しいただけます(予約不要・入場無料)。 お問い合わせは aps2015jssp(at)gmail.com まで。 |
会場 | コラッセふくしま4F多目的ホール (JR福島駅西口より徒歩3分) |
話題提供者 |
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司会 | 飛田操(福島大学) |
開催趣旨 |
東日本大震災から4年が過ぎました。これまで経験したことのない大規模複合災害に直面し,復興が進んでいるところもありますが,未だ多くの社会心理学的な問題が残されているばかりか,新しい問題が生まれています。 東日本大震災は,心のケアやPTSDへの対処といった臨床心理学的な問題だけでなく,ソーシャル・サポートの有効性,リスク・コミュニケーション,いわゆる「風評被害」,信頼と不信,デマや流言,コミュニティの喪失と再生といった社会心理学的な諸問題や,不安とストレス,レジリエンスといった健康心理学的なテーマの重要性を浮き彫りにしてきました。 日本社会心理学会でも,震災直後から,「東日本大震災を乗り越えるために:社会心理学からの提言と情報」を立ち上げ,多くの情報提供と提言をしてきました。また,2011年に名古屋大学での年次大会の中でシンポジウム「東日本大震災を乗り越えるために:社会心理学からの提言」を,翌2012年には,筑波国際会議場での年次大会においてシンポジウム「東日本大震災において社会心理学者はどう活動したか」を開催し,復興に向けて,多くの提言をしてきました。 このシンポジウムでは,福島の地から,改めて現在の被災地がかかえる問題について整理するとともに,今後の社会心理学的な課題について共有し,解決のための手がかりを得たいと思います。 |
話題提供者より一言 | 会報第205号参照 |