日本社会心理学会2008年度第52回公開シンポジウム
「幸福で豊かなインターネット社会のために,われわれができること,すべきこと
―サイコロジストとジャーナリストの対話―」
会期
2008年7月5日(土)13:30 – 16:30
会場
学術総合センター 一橋記念講堂
(東京都千代田区;地下鉄神保町・竹橋両駅から徒歩3分)
共催
国立情報学研究所
後援
日本心理学諸学会連合
参加費
無料
- 非会員・一般の方の参加も歓迎します.事前申込不要.当日会場にて受付します.
趣旨
インターネット社会,という言葉は今ではもうまったく珍しいものではなくなった.インターネット上の仮想空間と現実空間のシームレス化は着実に進行し,インターネットは個と社会の関係を構築するインフラとして不可欠の存在となった.こうした現状をふまえ,本シンポジウムでは,インターネットを介したネットワーク・コミュニケーションが「現状・将来の幸福で豊かな社会生活にどう資するか」を考え,その光と影に関する理解を共有したい.社会心理学者とジャーナリストの対話から,「研究対象」としてのインターネットを考えることに加えて,研究知見などの「伝達ツール」としてのその役割と活用方法についても,改めて考えられる場としたい.
プログラム
- 企画者
- 坂元章(お茶の水女子大学)
- 三浦麻子(神戸学院大学)
- 小林哲郎(国立情報学研究所)
- 話題提供
- 「サイコロジストはネットワーク・コミュニケーションにどう対してきたか」
三浦麻子(神戸学院大学) - 「未来を担う子どもたちのインターネット利用:社会の現況と影響研究の動向」
坂元章(お茶の水女子大学) - 「ネットワーク・コミュニケーションは豊かな社会を支えるか:社会関係資本の観点から」
小林哲郎(国立情報学研究所) - 「サイコロジストは「参加者」としてインターネット社会にどうアプローチすべきか」
岡本真(Academic Resource Guide編集長) - 「サイコロジストは「研究者」としてインターネット社会にどうアプローチすべきか」
佐々木俊尚(ITジャーナリスト)
- 「サイコロジストはネットワーク・コミュニケーションにどう対してきたか」
- パネルディスカッション
- 質疑応答