日本社会心理学会第58回大会

 日本社会心理学会第58回大会を,2017年10月28日(土)・29日(日)の2日間,広島大学で開催させていただくことになりました。広島大学での大会開催は今回で4回目となります。直近では,2010年に教育学研究科で第51回大会が開催され,教育学研究科付近の建物が会場となりました。今回は,同じ東広島キャンパス内ではありますが,総合科学研究科エリアが会場となります。
 今回の大会は,2つの方針で運営したいと考えています。1つは,2014年の第55回大会(北海道大学)以来の流れを踏襲し,並行セッションを極力少なくすることによって,会員間の研究交流を最大限に促進することです。「会員同士が語り合うことで新しいアイデアが生まれる場」を提供したいと考えています。2点目は,「社会心理学の将来を考える」大会を目指します。今や研究の「学際化」「国際化」「地域連携」は誰もがその必要性を認めるところとなっていますが,その流れの中で社会心理学はどのような役割を果たし,どのように成果を出せるのでしょうか。本大会準備委員会では,特に「学際化」に関わるイベントとして新学術領域研究の代表者によるシンポジウムを,また「国際化」に関わるイベントとして海外で活躍する日本人研究者による特別講演を企画しています。他領域から社会心理学が何を期待されているのかを知ると共に,これからの社会心理学のあり方について,それぞれに考える機会になることを願っております。
 広島大学東広島キャンパスは,交通の面ではやや不便な場所にありますが,広々とした緑豊かなキャンパスで,ゆったりとした時間が流れています。2日間,研究について思う存分語り合える時間と場所を準備して,準備委員会一同,皆様のご参加をお待ちしております。

日程

2017年10月28日(土)・29日(日)

開催地

広島大学東広島(西条)キャンパス 大学院総合科学研究科東講義棟(K棟・L棟)
(東広島市鏡山1丁目7番1号)

主催校

広島大学

大会準備委員会

委員長

坂田桐子(広島大学大学院総合科学研究科)

副委員長

森永康子(広島大学大学院教育学研究科)

事務局長

小宮あすか(広島大学大学院総合科学研究科)

準備委員会企画担当

中島健一郎(広島大学大学院教育学研究科)

委員

北梶陽子(広島大学ダイバーシティ研究センター)
相馬敏彦(広島大学大学院社会科学研究科)
西村太志(広島国際大学心理学部)
平川 真(広島大学大学院教育学研究科)
井川純一(大分大学)