日本社会心理学会第60回大会

開催概要

ご挨拶

 会員の皆さまにおかれましては、ますます御清祥のことと御喜び申し上げます。今年度の大会は、立正大学心理学部対人・社会心理学科が、準備させていただいております。
 今回は第60回ということのようで、学会の歴史を振り返っての私感で恐縮ですが、先の諸先生たちが、文学部、教育学部、社会学部といった大地に、社会心理学の種をまき、それが半世紀を経る間に、専攻やコース設置へと発展し、2011年に設立した本学科のように、ようやく専門の学部や学科の設置へと結実してきたことに感慨深く思っています。
 しかし、これまた私見ですが、どうかすると第100回大会までには、本学問よりもいっそう要素的なアプローチや、あるいは逆に、いっそう統合的なアプローチをとる研究から押されて独自のアイデンティティを失い、他の分野に統合されてしまうかも知れないと、思ったりしています。そこで、この大会では、「顧みて明日を築く」のスローガンを掲げて、これからの社会心理学研究の行方を共に考える機会にしたいと思っています。各自がこれまで自分や周辺の研究の意義を見つめ、今後どんな研究を進めていくべきなのか、そんな思いにふけっていただき大いに議論をしていただきたい。
 そんなシーンを精一杯盛り上げるべく、大会準備委員一同は、一丸となって準備に励んでおります。皆様におかれましてはお忙しい最中と察しますが、会場への交通の便は至極ですし、さわやかな秋空が望めると信じて、多くの方々のご参加を、心からお待ちしております。

日本社会心理学会第60回大会準備委員会
委員長 西田 公昭(立正大学心理学部)

日程

2019年11月9日(土)・10日(日)

開催地

立正大学品川キャンパス(東京都品川区大崎4丁目2番16号)

主催校

立正大学

大会準備委員会

委員長

西田 公昭

事務局長

髙橋 尚也

委員

上瀬 由美子
高比良 美詠子
古屋  健
八木 善彦
笠置  遊
下田(小林)麻衣
長澤 里絵
九島 紀子

協力

ロゴデザイン

宮本佳子(追手門学院大学)